Q. RESP-Dで工学的基盤の傾斜による位相差の影響は考慮できますか。

A. 工学的基盤が傾斜している場合は、建物基礎の位置により表層地盤の増幅特性が異なるため、位相差の影響を厳密に考慮するのであれば、RESP-F3Tを用いて波形を多点入力することが適切です。
ただし、表層地盤の増幅特性の差が無視でき、工学的基盤の傾斜による影響を時間差としてのみ定義できると判断するのであれば、RESP-Dでこの影響を考慮することが可能です。
計算条件 > 振動解析ケースの設定 > 位相差入力条件にて、位相遅れ時間から求めた等価な入射角度を入力してください。

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