Q.多剛床のモデルについてQ-δ曲線を一つにまとめて作成できますか?

A. 副剛床の領域において床グループを分けずに剛床を解除し、その上で床に実質剛床となるような性能の平面応力要素を配置して解析することで疑似的に多剛床のモデルで1つのQ-δ曲線を求めることができます。

注意点:

床グループを分けた場合は、Q-δ曲線は別々に作成されます。

梁が分割されている等の事情により極端な三角形要素の平面応力要素が作られることがありますが、剛性評価のみを考慮する用途であれば問題ありません。(ただし、三角形要素の応力度を直接検定などに使用しないでください)

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