Q:BeamEndのSpringコマンドとEndSpiringコマンドの違いは何ですか。

A:材端ばねと梁要素の非線形特性の設定ができるかどうかの違いがあります。

  RESP-F3Tでは梁要素の材端ばねのモデル化に、以下の似た二つのコマンドがあります。
    • BeamEndのパラメータのSpringコマンド
    • BeamPropertyの非線形パラメータのEndSpringコマンド
この二つのコマンドは、以下の表に示すように材端ばねと梁要素の非線形特性の設定ができるかどうかの違いがあります。

表 コマンドの違いによる非線形性能の設定の可否

  材端ばね 梁要素
BeamEndのSpringコマンド ×
BeamPropertyのEndSpringコマンド ×
※〇:非線形特性を設定できる ×:非線形特性を設定できない

材端ばねと梁要素のどちらも非線形特性を考慮したい場合は、 梁要素の外側に節点を追加し、Spring要素で材端ばねをモデル化する必要があります。

モデル化でお困りのことがあれば、RESPサポートまでお気軽にお問い合わせください。  

プログラム紹介

RESP-F3T
3次元フレーム汎用解析プログラム
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